万屋物産はMINIBUTSUというブランドでミニチュアの仏像をAmazon内で販売しています。今回は弊社が行っている集客方法を紹介します。

スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告は、出品商品から広告を生成しオートターゲティングしてくれるので、簡単に開始することが出来ます。他にもブランド広告やディスプレイ広告などありますが、画像や動画を使った広告作成や、ブランド申請などが必要なため、まずは1日のおおまかな予算を決めるだけで開始することが出来るスポンサープロダクト広告からはじめることをおすすめします。慣れてきたらオートターゲティングの結果を基に、購入に結びつくキーワードを探り、マニュアルでキーワードを追加していきます。

キーワードについて

オートターゲティングの設定にすると商品情報などから自動的にキーワードが割り振られます。MINIBUTSUの場合は、仏像の中でも特に東寺の中にある空海が作ったというニッチ商品のため、オートターゲティングで採用されていた「仏壇」などを省いてマニュアルでキーワードを作成し、キーワードごとに広告キャンペーンを作成しています。

予算について

MINIBUTSUの場合、インプレッション単価(配信単価)は1回見られるのに0.1円程度かかっています。キーワードごとに予算を組み、売上高広告費比率 (ACOS)は30%以内となるようにまわしています。1ヶ月ごとにキーワード予算分配を見直し、調子が良いときでACOS20%前後です。良くいろいろなとこで、20~30万円/月で3ヶ月くらいは様子を見てと書かれているのですが、MINIBUTSUの場合は1万円/月からはじめて徐々に予算をあげてきました。

現状の課題と今後

2011年に制作スタートし、アマゾンでは2016年より販売開始しています。「空海」「東寺」「立体曼荼羅」などで検索するコアなファンには一通りはお知らせできたかな、という印象なので、今後は新たな顧客を開拓する必要があります。Amazon内広告だけでは無く、googleや各SNS広告を使い検索需要だけではなく能動的にはたらきかけていこうと思います。