今更感はありつつもデザインについて。例えばロゴ製作。言い換えるならば伝えたいことの記号化です。「この赤色は〇〇を意味していてこの線は〜」の様な説明をデザイナーの方から受けることがあり言いたいことはわかりますが、求められている(求めている)のはそこではありません。大体ロゴ作成のタイミングは新しい商品やサービスの立ち上げ時であることがほとんどで、そのサービス内容や思想を分解し組み立て設計することがデザインであり、色味や線の太さというのはもちろん重要ですが、本質的な話では無いと思います。子供に対してのネーミングにも近いのかもしれません。子供もサービスもどう育つかわかりませんし、そこで爪あとを残したがるのは親(デザイナー)のエゴでしかなく、大事なのは大きな夢と希望をもった凡庸なデザイン。太郎とか。ロゴや名前は「記号」でしかなく、それらが実際に価値を持つのはどのように成長するか次第。大分、色々なことをはしおりつつも、このエントリーで言いたいのは、言葉遊びのような組み立てではなく、本質を見極めそこから組み立てるのがデザインするということだと思いますし、万屋物産ではそのようなデザイナー的な角度をもった営業職に興味がある方からの応募を盛大にお待ちしています。