昨年末には実績報告申請も終わり「補助金額の確定」or「修正依頼」の連絡を待っています。

同業他社で今回の補助金を申請したところには早速「修正依頼」が来たらしく、運営に対しまぁまぁディスっておりました。

請求書、銀行の振込明細、領収書と3点セットで提出したらしいんですが、個人に払う場合の場合、源泉の関係で各書類の金額が違っていて、

そこを「金額違うけどどういうこと?」と突っ込まれた、と。

振込明細は義務では無いので彼のヤブヘビ感は否めないのですが、まぁ言ってることはわからんでは無い。

その流れで、ググったりTwitterやら覗いてみたのですがAFFを激しくディスってる団体がちらほらと。

採択が遅いからor落ちたから借金抱えましたというのもいくつか見かけたのですが、

これについては企画主催者のマネジメント不足なだけであり、AFFについては何の責められる謂れはないと思います。

そもそも創作というのは、「やりたいからやる」の衝動からはじまるものであり孤独であるのは当たり前で、

助けてもらえないからといってやれアートを守れ俺がやってるのは芸術だ!と喚き立てるのはちょっと筋違いかな感じます。

20年ほど前にバンド界隈で「ライブハウスのチケットノルマを無くそう運動」があったのですが、その時に受けた印象を思い出します。

客が入らないのを人のせいにするんじゃないよ、と。

タイトルは失念しましたがカートヴォネガットの本で、芸術家の役目は社会が悪くなったりした時に敏感に感じ取り誰よりも先に死ぬことだ、みたいな一文があります。工場まわりの水路にいる魚と同じだと。

来年度も「arts for the future!2」として実施されるらしいので、弊社では条件がマッチすれば再び申請するかもしれません。

クライアントもスポンサーも宣伝する商品も無い、作品としての純度を高めることに集中して取り組むことのできる本助成金は、

普段は受託制作がほとんどのうちのような会社からすると非常にありがたいです。

万屋物産では正社員として一緒に働ける映像制作スタッフを常に募集しています。

撮照録、編集までこなすことになりますが、楽しめそうだなっという方はお気軽に問い合わせ下さい。